先週末に、2011 MOTO1 ALL STARS 第4戦EBISU大会が開催され、出場して参りました。
天候:雨
路面:ウェット
気温:19度
出場クラス:moto-1PRO
レース結果:2位
(タイムアタック:2位 ヒート予選:2位)
今回は前日練習から一日中降り続く雨の中、コンディションに合わせ黙々とセッティングに専念するも、いまいちセッティングの方向性を見つける事が出来ず苦戦しました。
各セッションごとにセッティングを進め、チーム監督やメカニック、KYBさんのアドバイスのもと、決勝前にようやく攻め込める所まで仕上げる事が出来、決勝にはベストラップこそ出しましたが、全走者の水しぶきでゴーグルがやられ、視界の悪化からブレーキングポイントをミスし、コースアウト。
そこで勝負がつき、そのまま2位でチェッカーとなりました。
レースを戦うには、マシンセッティングが大変重要になります。それはレベルがあがればより顕著にその差が現われ、また雨のレースとなればことさらとなります。
マシンセッティングが決まらずに攻めこむと、当然転倒にも繋がり易くなり、それでマシンを壊してしまえばレースを戦う上で不利となるのが常識です。
しかし、それと同時に大切になってくるのが精神力です。
精神力が上回る事で、セッティング不足を補う走りができた事が、これまでにも何度もありました。
ライダーとしてマシンコントロールの技術、知識が増え、「まだマシンを良くできる」という観念にとらわれ、「このセットで戦う」というある種の開き直り、覚悟が、今回のレースでは足りなかったのではないかと、振り返っております。
前半戦にダートイベントが集中する今年の全日本ラリー選手権ですが、
ちょうど中間点となる2010 ARK RALLY in 後志(北海道)に参加するマシンに搭載しました。
1日目終了後のパルクフェルメで一晩放置した後、次の日一発でエンジン始動できないと困るので、容量的には相当余裕を持って、26650M1電池をバランス端子付きで直列4+直列4本のパックを2個並列で接続しました。(トータル16本)
(これでも、鉛バッテリ8kg⇒約1kgで相当の軽量化できました)
事前の通勤車でのテストでは何も問題なし。
ターボのラリー車で真夏の悪路のラリーということで、熱と振動はちょっと心配でしたが…
電池パック自体は極めて良好な働きをしてくれました。
ラリー終了後、専用充電器でバランス充電をかけましたが、10分足らずで終了。車両のオルタネータで十分充電できている様子でした。(車両側は無改造)
内部抵抗が少なく、パワフル、という点に偽りなく、スタータの回りも非常に良好です。